自転車で行こう特別上映＆けっこう仮面桃色レイトショー

今回のイベント結果報告は、シネマスコーレＨＰ担当でスコーレ記者クラブ所属の『記者Ｋ』がお届けします。
この日は「自転車で行こう」の特別上映が行われるということで、東別院にある名古屋市女性会館へ取材に向かいました。当日は朝1回のみの上映にもかかわず、たくさんの方がいらっしゃいました。
私は並んでいる方々の横をいそいそとすり抜け、開場時の受付の様子を撮影しようとカメラを持って受付の後ろに陣取りました。しかし、ここでハプニング発生。開場時間の9:20分が来てもいっこうに開場が始まる様子がありません。しかもここにきてスタッフの動きが急にあわただしくなってきました。

舞台挨拶にこられた監督も心配気な表情です。聞き耳をたててみると、どうやら映写機のトラブルのようです。女性会館の16mmの映写機が故障しているという話でした。そこで急遽シネマスコーレから16mmの映写機を取ってくることに。こりゃ一大事と思っていると、突然私に「16mm取ってきて！」と声がかかりました。ええ！？っと思いながらも車に飛び乗る私、交通規則を半分無視しながらシネマスコーレへと向かいます。9:40ぐらいには駅西に着いたのですがここでまた問題発生。駅西といえば問屋街、問屋街といえば朝が勝負。そうこの時間の駅西は二重三重当たり前の駐車地獄が展開されているのです。

↑舞台挨拶される杉本監督、終了後「冷や冷やだった　
　よ。」と苦笑いされていました。

とめるところがない！と半分涙目になりながらくるくる２，３周まわって、なんとか駐車し、シネマスコーレへ。
着いた後も、上がらないシャッター、開かない扉、つかない電灯が私を襲います。しかしなんとか16mmを運び出しました。車に16mmに詰め込みトンボ帰りで女性会館を目指します。この時すでに10:00時近く、一刻の猶予もありません。『みんな待ってろ今行くぞ！』と走れメロス状態です。車を駆って女性会館の前に到着したのは10:10分過ぎ、監督の舞台挨拶で続けるのも限界のはずです。私はさっそく電話し到着した旨を伝えます。
私：　「到着しました。すぐ取りに来てください」
相手：「ちょっと待ってください」
は？
私：　「え？急ぎでは？」
相手：「今、始まりました。」
へ？
私：　「え？直ったんですか？」
相手：「大丈夫のようです。」
ほ？
私：　「じゃあ映写機は？」
相手：「大丈夫です。」
・・・・・
・・・・・16mm映写機はそのままシネマスコーレへと持って帰りましたとさトホホ・・・
その後もなぜかパンフレットの販売をすることになり、全然取材できずに終わった記者Ｋでした。路上での販売にもかかわらず、パンフレットを購入していただいた皆さん、ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。
そして予定より時間が遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。

今日のシネマスコーレイベントは2本立て、夜の部はアメージング・カルト映画祭、略してアメ・カル映画祭の「けっこう仮面桃色レイトショー」最終日です。けっこう汁なるものも登場するとのことで、一日の締めくくりにシネマスコーレへと向かいました。内心、お色気映画にそんなに人がくるのだろうかと思っていたのですが、シネマスコーレに着いてびっくり。左の写真のように人が溢れていました。
こりゃけっこう。

それではけっこう汁なるものを取材してみようと、特設ブースを覗きます。そこには赤褐色をしたあやしい液体が煮えくりかえっていました。ぐつぐつと沸き立ちながら、ニンニクと思われる固体が浮き沈みしています（右図）。・・・・これは・・・・。いやいや、食べてみないことにはなんとも。
パクッ・・・・ぁっ意外といける。トマトベースにパスタが入ってスープパスタのような味。そこにニンニクが入り微妙なアクセントをかもしだしている。
製作者の李さんにこの汁のコンセプトを聞いたところ、赤い色は血液をあらわし、ニンニクを大量に入れることで血行がよくなるとのことでした。
どうやら血行＝けっこうということみたいです・・・。
・・・・こりゃまたけっこう。
ちなみに汁の味は、スコーレ汁歴史（謎）の中ではけっこうおいしい方とのこと（スコーレスタッフ談）

また2.5回アメージング・カルト映画祭ということで、オリジナルグッズの販売も行われました。
左図は、温泉太郎さんのオリジナルマウスパッドです。
2.5回と謎なところもまたけっこう。