坊主、マッスルで業を断つ!

 マッスルモンク


2003年/香港/93分/アット エンタテインメント配給 監督・製作/ジョニー・トゥ 監督・製作・脚本/ワイ・カーファイ 主演/アンディ・ラウ セシリア・チャン

1/8〜14
10:20-11:55

 
第23回香港電影金像奨3部門受賞したアクション・エンターテイメント。前世の業が見える元武僧が一人の女性の業を断ち切るために香港の夜を駆け抜ける。アンディのマッスル・ボディは必見です。

 

1000の恐怖が眠る館へようこそ

 マーダー・ライド・ショー〔R15〕


2002年/アメリカ/89分/アートポート配給
監督・脚本・音楽/ロブ・ゾンビ
出演/シド・ヘイグ ビル・モーズリィ シェリ・ムーン

1/8〜14
8:50-10:20


 

 
歴史に名を残す最強バンド・ホワイトゾンビのメンバー、ロブ・ゾンビの念願の初監督作品。1000の恐怖が眠る館で起こる一夜の出来事を描く。見世物小屋「マーダー・ライド・ショー」を見たら最期、もうあなたの帰る出口はない…。
上映前ロブ・ゾンビ ビデオクリップ上映あり!

 

キスから始まる運命の恋

 ドット・ジ・アイ


2003年/イギリス=スペイン合作/92分/エスピーオー配給
監督・脚本/マシュー・パークヒル
撮影/アフォンソ・ベアト


12/25(土)〜
10:30〜12:05
19:20〜20:55
12月31日のレイトショー
1月1日のモーニングショーはありません
 
バーナビーとの結婚が決まったカルメンは独身最後のパーティー”ヘン・ナイト・パーティー”でキットに出会う。軽い気持ちでしたそのキスに”運命の男”を感じ衝動的に惹かれていくが…。公開作が続く翠目のメキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが魅力的。

 

孤独の果てに、あなたがいた・・・。

 ブエノスアイレスの夜〔R18〕

2001年/アルゼンチン・スペイン合作/105分/アット エンタテインメント配給/
監督・脚本・製作総指揮・音楽/フィト・パエス
出演/セシリア・ロス ガエル・ガルシア・ベルナル
1/15〜21
8:20-10:05
1/22〜28
8:00-9:45

 

 美しく有能ながらも、冷たく心を閉ざすカルメン。20年ぶりに帰った故郷ブエノスアイレスでその“声”に惹かれ20も下の青年グスタボと恋に落ちる。彼の熱く純真な愛に心癒されていくが、過去の事件は2人に衝撃的なラストをもたらす。今一番HOTな男優ガエル×スコーレ第2弾

 

“酔画仙”―伝説の画家チャン・スンオプの生涯

 酔画仙

2002年/119分/韓国/エスパース・サロウ配給
監督・脚本/イム・グォンテク 脚本/キム・ヨンオク 
主演/チェ・ミンシク アン・ソンギ ソン・イェジン
●第55回カンヌ国際映画祭2002 監督賞受賞〜

〜 1/7(金)
12:20 14:40 17:00

 
19世紀・朝鮮時代末期に貧しい家に生まれ、筆1本で宮廷画家に登りつめた天才画家スンオプは実在の人物である。“朝鮮時代三大画家”として名を残していながら、酒と女なしでは絵が描けなかった放蕩者などといわれ、その生涯は未だに謎に包まれている。韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭2002で監督賞を受賞した傑作。

 

『リバイバル・ブルース』は、“死に対する静かなる勇気”を創出させてくれる、異色の感動作だ。

 リバイバル・ブルース〔R15〕


2003年/カナダ・日本/114分/エレファント・ピクチャー配給
監督・脚本/クロード・ガニオン 
主演/内藤剛志 奥田瑛二 桃井かおり

1/29〜2/11
10:50-12:45

 

昔のバンド仲間を訪ねた男。再会も束の間、病魔が二人の友情をより複雑なものにしていく。死にむかう友人の目前にして、生(性)に突き進む男。台詞は全てを即興で行い、生っぽさが感じられる。桃井かおりのステージも見逃せない。

 

すべてを結ぶ悲しい絆の、本当の「理由」とは・・・・・

 理由

2004年/WOWOW、PSC/160分/アスミック・エース配給 監督・脚本/大林宣彦 脚本/石森史郎原作/宮部みゆき 主演/岸辺一徳 寺島咲
1/29〜2/11
1:00/4:00/7:00
2/12〜18
11:00-1:40  


 

 宮部みゆきのベストセラーを総勢107人のキャストで忠実に映画化。WOWOWでの放映後、視聴者、原作者、監督らの強い要望で劇場公開となった。殺人事件が結ぶ絆、そしてその理由とは…。見ごたえたっぷりの人間ドラマ。

 

熱い観客の熱望により、ここにアンコール上映決定!

 草の乱

2004年/118分/「草の乱」製作委員会製作・配給
監督/神山征二郎 脚本/加藤伸代
撮影/伊藤嘉宏 音楽/Deep Forest
出演/緒形直人 藤谷美紀 杉本哲太 林隆三 エキストラ8000名

1/8〜14
12:10/2:20/4:30/6:40

 

 
  1884年11月、秩父郡吉田村に刀、槍で武装した3千余人が集結した。自由自治を旗印に困民党を名乗り、明治政府に真っ向から対立。高利貸し、警察署を占拠するが、9日後に軍隊により壊滅させられた。これが秩父困民党事件。映画は、政府の増税策、生糸暴落に苦しむ農民達が、自由民権運動と結び、武装蜂起に至る過程を描く。

 

美しさを極めた男がいた。

 市川雷蔵祭 「艶麗」

 

市川雷蔵


 
市川雷蔵祭 「艶麗」
市川雷蔵デビュー50周年を迎える本年、待望の市川雷蔵映画祭が5年ぶりに公開決定! 今回は、『市川雷蔵祭 艶麗』と銘打ち、「和」「艶やかさ」といった本来の魅力に焦点をあてる。多くをニュー・プリントで上映するほか、役者・市川雷蔵の出世作となった「新・平家物語」が日本初となるデジタル・リマスター版での上映が決定! 21世紀初となるこの映画祭を皮切りに、今再び、“雷様<らいさま>”ブームが巻き起こる!

 

市川雷蔵祭 上映時間

 

 1/15(土) 16(日)

   
  「初春狸御殿」※(1959年/カラー/84分)
10:40-12:05
監督・脚本:木村恵吾 共演:若尾文子、勝新太郎、中村玉緒
和製ミュージカルの人気シリーズ“狸もの”のひとつ。新春はオールスターで幕開け。
「新・平家物語」★(1955年/カラー/107分)
12:20/16:20
監督:溝口健二 共演:久我美子、林成年、木暮実千代
俳優・市川雷蔵としての力量、存在を世に知らしめた記念碑 的作品。日本国内では初の長編カラー作品のデジタル・リマスター版。 
「薄桜記」(1959年/カラー/110分)
14 :20/18:20
監督:森一生 共演:勝新太郎、真城千都世
赤穂浪士の討ち入りを背景に二人の剣豪の友情と非情を描く。時代劇の最高峰作の一本。

 1/17(月) 18(火)

 

「濡れ髪牡丹」※(1961年/カラー/90分)
11:00-12:30

監督:田中徳三 共演:京マチ子、小林勝彦
京マチ子の勇ましい大姐御に、飄々とした旅鴉の雷蔵の絶妙コンビが沸かせる濡れ髪シリーズの第5弾。

「剣」※(1964年/白黒/95分)ニュープリント上映 
12:50/16:30

監督:三隅研次 共演:藤由紀子、川津祐介
三島由紀夫の短編小説を雷蔵自らが映画化を企画。剣一筋の青年を演じる雷蔵の存在感は必見!

「大菩薩峠」(1960年/カラー/106分)
14:35/18:20

監督:三隅研次 共演:本郷功次郎、中村玉緒、山本富士子
眠狂四郎シリーズの先駆けとも言える稀代のヒーロー机龍之介を描く。
   
 

 1/19(水)20(木)

   
 

「破戒」※(1962年/白黒/119分)
10:30-12:30

  監督:市川崑 共演:藤村志保、長門裕行、三国連太郎、船越英二
島崎藤村の有名小説の映画化。「炎上」「ぼんち」に続き、市川崑監督と組み、激しく苦悩する青年を熱演。
 

「炎上」※(1958年/白黒/99分)
12:40/16:30

  監督:市川崑 共演:仲代達矢、中村鴈治郎、浦路洋子、中村玉緒、新珠三千代
雷蔵が初の現代劇として名匠市川崑、撮影宮川一夫とのコンビで挑み、見事キネマ旬報ベストテン、ブルーリボン賞主演男優賞に輝く。
 

「ぼんち」※(1960年/カラー/105分)
14 :30/18:20

  監督・脚本:市川崑 共演:若尾文子、中村玉緒、京マチ子、草笛光子、越路吹雪、山田五十鈴
山崎豊子の同名小説を映画化。大阪の船場を舞台に緻密な演技と豪華女優陣との共演が見もの。
   
 
   
 

 1/21(金)22(土)

   
 

「安珍と清姫」※(1960年/カラー/85分)
11:30-12:55

  監督:島耕二 共演:若尾文子、浦路洋子
道成寺伝説にまつわる哀切甘美な悲恋時代劇。雷蔵の坊主頭が印象深い。
   
 

「切られ与三郎」※(1960年/カラー/95分)
13:10/16:40

  監督・脚本:伊藤大輔 共演:淡路恵子、富士真奈美、中村玉緒
全編に渡って計算され尽くされた感のあるその場面構成は、伊藤監督による時代劇の頂点の一つとも言える作品。
   
 

「お嬢吉三」※(1959年/カラー/81分)
15 :00/18:30

  監督:田中徳三 共演:島田竜三、北原義郎、林成年
同じ名を持つ陽気な泥棒、お嬢、お坊、和尚の三人吉三が江戸の悪党を一網打尽!
   
   
 

 1/23(日)24(月)

   
 

「眠狂四郎 勝負」※(1964年/カラー/83分)
11:30-12:55

 

監督:三隅研次 共演:藤村志保、高田美和、加藤嘉
“眠狂四郎”シリーズの方向を決定付けた秀作にして、実質的に出発点とも言えるシリーズ第2作。

   
 

「弁天小僧」※(1958年/カラー/86分)
13:10/16:30

  監督:伊藤大輔 共演:勝新太郎、青山京子、阿井美千子
小姓姿に艶やかなる女装と、変幻自在の弁天小僧が小気味の良い演出で活き活きと描かれている。
   
 

「蛇姫様」※(1959年/カラー/96分)
14 :45/18:15

  監督・脚本:渡辺邦男 出演:嵯峨三智子、近藤美恵子、中村玉緒
旅役者を演じる雷蔵。劇中劇で近松門左衛門の「生玉心中」や女装に扮しての「お軽勘平の道行」を魅せる。
   
   
 

 1/25(火)26(水)

   
 

「陸軍中野学校」(1966年/白黒/96分) 
11:30-13:05

 

監督:増村保造 共演:小川真由美、加藤大介
秘密諜報機関員を養成する中野学校を舞台に、時代の権力に蝕まれていく若者をサスペンスフルに描く。

   
 

「ある殺し屋の鍵」※(1967年/カラー/80分)
13:20/16:40

  監督:森一生 共演:西村晃、佐藤友美
表向きは日本舞踊の師匠だが、殺しを請負えば凄腕を発揮! 雷蔵には珍しいアクション・シーンに注目。
   
 

「眠狂四郎 炎情剣」※(1965年/カラー/83分)
15:00/18:20

 

監督:三隅研次 共演:中村玉緒、西村晃、姿美千子
シリーズ第5作。冷たく冴える非情の剣は円月殺法。前作に劣らぬ見所に富む娯楽作。

   
   
 

 1/27(木)28(金)

   
 

「斬る」(1962年/カラー/71分)
11:30-12:40

 

監督:三隅研次 共演:藤村志保、渚まゆみ、万里昌代
虚無的な美剣士を巧演する雷蔵と、日本刀の美しさが深く印象に残る、雷蔵時代劇の頂点の一つ。

   
 

「沓掛時次郎」(1961年/カラー/87分)
12:50/4:25

  監督:池広一夫 共演:新珠三千代、杉村春子、志村喬、稲葉義男
明朗股旅ものが多かった雷蔵が何度か映画化されている長谷川伸原作の本格股旅ものに挑む。
   
 

「忍びの者」(1962年/白黒/105分)
 2:30/6:05

 

監督:山本薩夫 共演:藤村志保、伊藤雄之助、城健三朗(若山富三郎)、岸田今日子
忍者ブームを巻き起す大ヒットを記録。シリーズ化され、時代劇に新分野を開拓した。