世界中がこの父に、泣いて笑った。

 Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン

2005 年 / チェオン製作 /107 分 / シネカノン配給
撮影・脚本・監督/梁英姫(ヤン・ヨンヒ)
編集/中牛あかね

9/30 − 10/6 (金)
10:50/22:00

 

約 3 万人の在日コリアンが暮らす町、大阪市生野区 で生まれ育った映像作家ヤン・ヨンヒが自身の家族を 10 年にわたって追い続けた ドキュメンタリー。北朝鮮に〈帰国〉した3人の兄たちと、朝鮮総連の活動に人生を捧げた両親を記録した父親と娘との離別と再会、そして和解を描く感動作。

 

はじめての友達は、もういない永遠の友達。

 海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ

2006 年 /91 分/ビデオプランニング製作・配給
監督/ 太田隆文
出演/ 佐津川愛美 芳賀優里亜

10/7 (土)− 20 (金)
10:30−12:00

 

自動車事故によりクラスメイト 3 人を亡くした 17 歳の女子高生・夏美。しかし事故で命を落とした 3 人が 48 時間だけ現世に戻ってきて生きている間にできなかった夢を叶えようとする。そのことを知っているのは夏美ひとり。和歌山県田辺市を舞台に、期待の若手女優が共演する青春物語。

 

懐かしい名曲にのせて夜汽車は走る

  旅の贈りもの 0:00発


2006 年 / 「大阪発0:00」製作委員会 /109 分 / パンドラ配給監督/ 原田昌樹  出演/ 櫻井淳子 多岐川華子 徳永英明

10/7 (土)− 20 (金)
12:15/14:20/16:25/19:35


 

真夜中を告げる 0 時 00 分に、大阪駅から発車する不思議な列車。何かを求めて、あるいは何かから逃れるために、その列車に乗った、心に傷を抱える男女5人。彼らが降りたった先は見知らぬ小さな町。その町に降り注ぐまぶしい朝日とともに、彼らが出会ったものとは―徳永英明が歌う「時代」をはじめ「いい日旅立ち」など懐かしい名曲の数々と鉄道ファン必見の名車( EF58-150 )、マイテ49を見逃すな。

 

こっちの世界に希望はあるのだろうか・・・。

  ユリシス

2006 年 / アイ・シー・エフ製作 /48 分/ビデオプランニング配給
監督/ 丹羽貴幸  脚本/なるせゆうせい
出演/ 奥菜恵 斉藤工 林剛史

10/7 (土)− 20 (金)
18:30 − 19:20

 

オーストラリアに生息するという青い蝶「ユリシス」をひと目見ようとケアンズにやって来たと言う女、千景とナンパな大学生2人。3人のあてのない旅がはじまる。それは、千景にとって決意の旅であり、2人にとっては青春時代との決別の旅となっていく … 。

 

いま、語る。明日を、見る。

 三池 終わらない炭鉱の物語

2005 年 / オフィス熊谷製作 /103 分/シグロ配給
監督/ 熊谷博子 ナレーター/中里雅子 協力/三池炭鉱に生きた人々

10/21 (土)− 27 (金)
10:20/12:15/14:10
10/28(土)〜11/3(金)
18 :10/20:10

 

1997 年 3 月 30 日、日本で最大の規模を誇った三池炭鉱が閉山。囚人労働、強制連行、三池争議、炭じん爆発事故…。過酷な労働を引き受け、誇り高くやまに生きた男と女たちの証言を聞き続け、7年がかりで完成させた力作。 150 年以上にわたる三池炭鉱の歴史に、初めて正面から向き合ったドキュメンタリー作品。

 

わたし、どう生きればいいんだろう・・・

  ひだるか

2005 年 / 113 分 / ひだるか製作委員会・配給 
監督・脚本/港健二郎 
出演/岡本美沙 小田荘史 星由里子

10/21 (土)− 27 (金)
16:10/18:15/20:20

 

福岡のテレビ局で働く女性キャスター陽子。父親が倒れ、かつて父が働いていた 三井三池争議とはなんであったのだろうかと検証し始める。取材を通して自分は
これからどのように行動すべきであるのかを考えるようになる陽子。一人ひとり の意識の変化を通じて、そこから大きな流れを起こそうとする。

 

韓国映画界の異端児から世界のキム・ギドクへ

 弓 〔the bow〕

2005年/韓国/90分/ハピネット・ピクチャーズ配給
監督/キム・ギドク 出演/チョン・ソンファン ハン・ヨルム

9/23(土)−29(金)
12:50/16:20/19:50
9/30(土)−10/6(金)
14 :40/18:10

 

広い海に浮かぶ船の上で、2人きりで暮らす老人と少女。10年前、老人がどこからともなく連れて来て、宝物のように大切に育ててきた少女が、もうすぐ17歳になる。その日が来たら、結婚式を挙げる。それは老人にとっては生きる目的であり、少女にとっては彼への愛と信頼の証だった。ところがある日突然、2人の世界に嵐が訪れる。少女が客の青年と恋におちたのだ。2人だけの世界はもろくくずれるのか?カンヌのオープニングを飾ったギドク印の愛の形。


 

目指せオリンピック!

 ジャンプ!ボーイズ

2004年/台湾/84分/東京テアトル配給
監督/リン・ユゥシェン 出演/林育信
黄靖 金馬賞ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞

9/23(土)−29(金)
14:40/18:10
9/30(土)−10/6(金)
13:00/16:30

 

ドキュメンタリーなどヒットしない台湾で3ヶ月のロングランとなった異例の大ヒット。この作品の魅力は、なんといっても元気いっぱいに動き回り、悔しさと痛さに泣く7人の少年たち。「オリンピックに出たい!」と将来の目標を高く掲げ、そのためには努力を惜しまない。少しでも高く跳び、少しでもきれいに着地を決めたい。ひとつのことに夢中になる彼らの健気な姿は、あなたに爽やかな感動を与えること間違いなし!